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読後第一印象は「ジュブナイルSFの傑作」。やっぱり森見登美彦はSF作家ですな(※私の「SF」概念がかなり広いことは自覚しています。普通ならファンタジーに分類するのかな)。
でも、あれだけ「○っ○い」と連呼(セクシュアルハラスメント防止等の観点から伏せ字でお送りしております)している作品を、子どもに読ませたいかどうかは疑問の余地があります。まあ、ジュブナイルって子どもに「読ませたい」ものとは限らないわけですが。

よく考えるとSFでもジュブナイルでもないのかもしれませんが、森見登美彦氏の新境地であることは間違いないでしょう。
インタビューなどを見ると、作風の変化を読者が受け入れるか、氏はかなり恐れていたようです。
読み始めた時は、「言うほどいつもと変わらないなぁ」と思ったのですが、いつしか透明感が増していき、SFと少年期(大学生とは異なる)とのそれぞれに特有の「苦み」が現れてきました。

何かの書評で「2番目のデビュー作のよう」とありましたが、まさにそんな感じ。



ラストは、時をかける少女(アニメ)を思い出しました。
授業前に大教室で読んでいたのですが、教室の片隅で泣いてしまいました。


あと、なぜか全体的に「夏への扉」を彷彿とさせました。別にジュブナイルではないので上記に反しますが…ストーリーも特に似ていないのに…なんでだろう?


今年のマイベスト候補。傑作です。モリミー初読者にもおすすめ。


私たちの日常にも、「世界の果て」は潜んでいる。
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