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記事タイトル訂正

彩雲国最新刊についての感想記事のタイトルで、書名に余計なスペースが入っていたので訂正しました。
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これは、原作未読の方が「小津ってもしかして、ちょっといいヤツかも?」と思う回、だろうか。
自分も追われているのに、わざわざ「私」を助けに来てくれたという…
まあ、小津は色々暗躍しているから、「私」救出と無関係にほんわかを襲撃したのかもしれない。第1話の小津の追っ手に、ほんわかがいたか、いなかったか記憶にないけれども、令嬢が何しろ「小日向さん」だから怪しい。「小日向さん」とは、原作では小津の彼女の名である。アニメでもキューピッドかみそぎで、「私」の片恋相手として名が出てきたかもしれない。再構成があまりに巧みで、頭の中で原作とアニメがボーダーレスになってしまっている。


教祖というと、もっとカリスマ的なものを想起してしまうが、外見にも、声にも、軽い喋り方にも、何の魅力もない感じが、逆にリアルだ。どうしてみんなこんな気持ち悪いおっさんに騙されるのだろう。
ほんわかの人々の気持ち悪さも具体的に描かれていて良かった。「私」が溶け込めない様子も。原作の「ほんわかし過ぎている」という不満がどうにも腑に落ちなかったが、これなら納得である。あの程度の毒を受け付けない集団など、私も真っ平御免だ。


前回の、リュックの中の金に続き、今回はよりはっきり「八十日間~」の影が見えた。
思えば、原作で、「八十日間~」 の「私」が並行世界の「私」に一度も直接は出会わなかったのが不思議である。


ふと思った。基本的に、時間を戻っているのは、「私」というより、スタッフ・視聴者の目なのかもしれない。ビデオを巻き戻す感じで。
老婆とのやりとりなどは、まあ、半ば楽屋ネタのように考えればよいのではなかろうか。
ま~た、良くない閉塞感に陥りかけたけど、持ち直したんじゃないでしょうか。


この記事、日付は最終的に読了日に直すので、わからなくなりますが、実際に書いているのは読了から1ヵ月以上経過した6月下旬なので、キャラクター名が全然思い出せません…ごめんなさい。


大柄な天狗のおじさんは、いいですね。私の中では松平健です。


サヤミネでない方の守役、怪し過ぎて逆に怪しくない気すらしてきた…
前にも言ったかもしれないが、この描き方だと、並行世界というよりは、人生やり直しなのでは…?
いや、でも原作でも「前にもこんなやりとりしなかったか」とか言っていた気もするので、深く追及するのはやめておく。

私自身、とてもデジャヴの多い人間なのではっきりさせておきたいのだが、
図書館警察の樋口宅への踏み込みと樋口の逃亡、樋口の歌は、初めての筈だ。何故か見たことがある気がする( ̄▽ ̄;)
既出なのは自転車レースや告発ドキュメンタリーの筈…
多分、原作を読んだ時の自分のイメージとアニメ既出部分、さらにアニメを一部見たあと原作を読み返したときのアニメを利用したイメージ、そして私の深層心理が複雑に絡み合っているのだろう。
本当に私が人生を繰り返していて、それで人生繰り返しアニメを繰り返し見ているなど、面白すぎるではないか。


今週は早さを優先してここまでにしておく。早さを優先しても木曜深夜放送なのに感想上げるのが月曜か…
どちらかというと泣き虫主宰よりも鉄血宰相に共感しながら読んだ自分が、ちと寂しい。あそこまでリアリストではありませんし、あれほど能力もありませんが。弟がいるからかな?


文中で述べられる時間とカネとの関係は、丁度私が学祭の時期なので、本当にその通りだと思いました。
ひぐらしのようにカネカネカネと鳴きしきるのではなく、時間とカネと、どちらを優先させるか、一瞬々々に判断できる人間になりたいものです。


彼の口癖「吊るす」というのは、「殺す」よりも怖い気がしましたが、言葉狩り対策なのでしょうか?メインキャラの口癖が「殺す」じゃまずいでしょうという有川先生本人or出版社の配慮なのか、登場人物本人として(この言い方はどうなの…)「殺す」ではあまりにも乱暴だと思ったのかはわかりませんが…まあどうでもいいことです。


好みの問題になってしまうのですが、ラストが少しシビアでしたね。
あのまま「1回分の目標金額達成しました」っていうのも微妙ですが、ほぼトントンというのは…期限内に返済できますかね。
鉄血宰相は、本人の意思に反しても、完済できなかったら劇団ツブしそうでこわいです…
原作要素はほぼない筈なのに、滑降シーンに何だかデジャヴを覚える…実際にインクラインに行ったことがあるからか?そんな阿呆な。


今回の注目ポイントはやはり「まなみ号」だろう。
公共の電波で「まなみ号」を流してしまうとは、アニメスタッフも人が悪い。いや、登美彦氏はファンであることを公言しているし、好きな女優の名を冠した自転車にまたがることを特にどうとも思っていないのかも知れない。私はとても変態的倒錯的なことだと考える。
とにかく「太陽の塔」のまなみ号の登場で、全くのオリストをすっかり森見作品に同化させたのは見事である(自転車にこやか整理軍なども森見作品要素としてあるが)。

内容は…突っ込みどころは多々あれど、概ね良かったのではなかろうか。滑降部門であることが早めにわかってしまったので、もう少しミスディレクションがあれば、なお良かった。


1話を思い返してみると、ラスト近辺で小津が女装で城ヶ崎・相澤らから逃げていることの説明がなく、原作未読者には謎である(実は既読者はこれに関連し3話でもニヤリとできる)。2・3話にはそのような、説明のつかない点はないと思う。恐らく1話ラストは後々(最終回であってほしいものである)重要になるのだろう。


ところで、本作では前提とされているようだが、「部」はガチ、「同好会」「サークル」はゆるい、というのは常識なのだろうか。
前半はともかく、後半は甚だ疑問である。大学によって様々な違いはあるのだろうが、私の大学ではあてはまらないようだ。
サークルに勉学にと現を抜かしているうちに、第3話が放送されてしまった(フジテレビ)。
無論、「勉学に現を抜かす」とは言葉の綾である。

さて、第2話を観て思い出したのだが、アニメ第1話に相当する原作「恋ノ邪魔者」は、映画サークル「みそぎ」に入った「私」の話ではないか!花火を打ち込んだ先に城ヶ崎もいた記憶がある。「私」はテニサーになど入ってはいないではないか、原作では。すっかり騙された。それほどまでに、アニメが原作の雰囲気を再現していたのだろう、とアニメスタッフを持ち上げ、己の失態を隠蔽する。私は「きつねのはなし」以外の単行本化された作品は全て読んだファンであり、中でも「四畳半神話大系」は好きな作品一、二を争うのだ。

原作の各話をその中のエピソードごとに分解し、オリジナル要素を加えて1サークル1話としているのだろう、と思ったが、第3話の情報を見ると、これはかなりオリジナルのようだ。何にせよ、これほどまで原作の空気を再現しているのだから、最後さえきちんとしていれば、いち原作ファンとして文句はない。

◆◇◆

それにしても、城ヶ崎告発映画は、映像で見せられると驚くほどえげつない。ラブラドール以上にウォールクライミングがキツい。いや、変態的性癖よりも、プレゼント即ゴミ箱直行や、触られたあとの猛烈な手洗いの方がひどいかもしれない。
原作を読んだ時には、告発映画に関しては「私」にあまり共感できなかったが、これを見せられると、義挙だと思える。こんな奴が崇拝されていたら、告発されて然るべきだ。


また、城ヶ崎の描写で納得したのだが、アニメの絵には、「私」の見方がかなり反映されているようだ。小津の妖怪じみた姿も、樋口師匠の人外な顎もこれで頷ける。
だがしかし!もちぐまの描かれ方には断固抗議する。第1話感想では言い忘れたが、断固抗議する。かわいくないぞ。森見登美彦氏のブログでの氏の近影をご覧頂きたい。これこそもちぐまである。これが唯一の不満か。
一言感想:父の日に送りたい一冊

◆◇◆

先にラジオドラマを聴いていました。
だから、読んでいる間、脳内フルヴォイス。


ラジオドラマは原作をすごくよく刈り込んでいて、読んでいて違和感がありませんでした。

あ、ラジオでは鳥居のギヴンネームがわかりませんでしたが、原作ではありましたね。あのシークエンスはホントに笑えますよね~
名前といえば、全ての登場人物の苗字(あ、旭は名前だ)にこだわりがありましたね。松平、鳥居、真田、旭は勿論、全くの脇役に至るまで。

以下、ネタバレ

(2010年6月4日、追記)

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